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ラブを家族として迎えた頃
ラブを我が家に引き取った頃、 私はオーバーワークが原因で、パニック障害で 苦しんでいました。 電車の中やエレベーター、人ごみで突然、心臓がバクバクして、 呼吸が苦しくなり、過呼吸状態になり、10分~15分、長い時は30分くらい 苦しい時間が続いた後、その苦しさが嘘のように消える病気です。 その病気の恐さは、いつパニック発作が起こるかわからないところで、 パニック発作だと知らない人が見ると、確実に救急車を呼ばれて しまうほどの苦しみです。 でも、救急車が着く頃には発作がおさまっているので、 「すぐに治まるので、救急車を呼ばないでください」というパニック障害用の カードを見せて、呼ばないでもらう必要があり、 外出することにも臆病になっていました。 そんな状態なので、会社への通勤もままならず、 不安な日々を過ごしていた時に、ヴェルディとラブに出会ったのです。 その時も、友人にとても助けられましたが、 一日中家にいて、何気ないしぐさで癒してくれたのが、 ヴェルディとラブです。 形としては、不遇な状態から引き取ったラブですが、 どちらかといえば、私の方が助けてもらったと思っています。 ヴェルディは、私の具合が悪くなると、 じっと見つめて、頬をなめて、元気付けてくれましたし、 ラブは、始めの頃こそ警戒心を解かない日々が続きましたが、 心を開いてからは、私の足元でただそばにいてくれました。 ラブが私に懐いていくたびに、私のパニック発作は起こらなくなっていったように記憶しています。 パニック障害はほぼ1年で回復し、病院の先生からは かなり早い回復だと言われました。 何時間も私の話を電話で聞いてくれた友人、 家族の助け、ラブとヴェルディ、どの存在が欠けても 私がパニック障害からそれほど早く立ち直ることはなかったと思います。
心を閉ざしたラブ
ようやくゲージから出てくるようになったラブ。 フードも沢山食べるように。 でも、変な癖がついていました。 それは、器に入れたフードをちょっと離れたところから前足を伸ばし、 引っ掛けるようにフードを書き出して、ばら撒き、そのばら撒いたフードを 食べるのです。 毎回、毎回、そうするのです。 その様子から、もしかしたら、たくさんいるリタイヤ犬の中で、 一番若い、臆病なラブは、フードを器から食べることが許されず、 多くの先輩犬たちの隙間から、フードを書き出して、散ったものを 食べていたのかもしれないということを想像しました。 中型犬で、13kg~16kgが標準の体重ですが、 ラブは9kgしかありませんでした。 ガリガリで、先輩犬たちに遠慮しながら生きていたのだろうと容易に想像できました。 そして、相変わらず、体を触られることを恐がるラブ。 触るたびに、ビクッとして逃げようとする。 フードも与えてすぐには食べずに、先住犬のヴェルディが食べるのを見て、 ようやく食べ始める調子。 先は長い。 そんな毎日でした。
はるばる京都から初めまして
ラブは、京都から空路でやって来ました。 飛行機での移動はとても心配でしたが、無事元気に着いて、 ホッとしたのも束の間、狭いゲージからなかなか出てこず、 ゲージの奥の方でおびえているのです。 どんなに声をかけても、フードを与えようとしても、 おやつにも反応せず、出てこようとしません。 無理に引っ張り出して、余計恐がらせるてもいけないので、 待つことにしました。 結局、その日は1度も出てきませんでした。 そして次の日も。 3日目に、ふと気配を感じて振り向くと、足を忍ばせて、出ていました。 足音が聞こえなかったので、本当に忍び足だったのでしょう。 嬉しくなり、立ち上がると、慌ててゲージに駆け込んでしまいました。 トイレもせず、何も食べようとせず、水も飲まない。 どうするのかと、途方に暮れた矢先、とうとうラブはゲージの中で 排泄をしてしまいました。 もう放っておけません。 ゲージを分解して、ラブのシャンプーをして、 ゲージもきれいに掃除しました。 そして、その日は夜までゲージには入れないようにしました。 観念したのか、その日からフードも食べるようになりました。 でも、私たち家族に心を閉ざしているのは、手に取るようにわかりました。 ゆっくり、時間をかけて信頼関係を築かなくては。 3日目は、そう覚悟を決めた日でもありました。
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